【レストランでのインスタ活用事例】来店型プレゼントキャンペーンを成功させた理由

トピカ編集部

ショッピングをしている女性

今回は「ホテルカデンツァ光が丘」様と行なったインスタグラムのキャンペーン事例についてご紹介します。

インスタグラムキャンペーンは、いいねやフォローするだけで参加できるものが多いため、Webサイトなどで個人情報を入力するキャンペーンよりも参加するハードルが低いのが魅力です。比較的簡単に実施できることから企業のあいだでも人気を集めています。

しかし、いくら簡単に行えるとはいっても、しっかりとしたキャンペーン設計がなければ効果は生まれにくく、ただ単純にキャンペーンを行うだけではキャンペーンに参加したフォロワーを“次のアクション”に繋げることもできません。

今回は「ホテルカデンツァ光が丘」が行なった、プレゼントキャンペーンに当選したユーザーがレストランで食事をするまでを目的をした来店型プレゼントキャンペーンの事例をご紹介します。

課題

フォローしている画像
「ホテルカデンツァ光が丘」がインスタグラムを運用する目的は、投稿した写真から料理やレストランの魅力を知ってもらい、来店して食事を楽しんでもらうことでした。

ホテルは東京・練馬に位置しています。そのため、全国規模でフォロワーを集めてもホテルまで足を運ぶフォロワーはかなり少ないでしょう。課題は大きく分けて2つありました。

・フォロワー数の増加
・練馬区近隣在住の方のレストラン来店促進

来店に繋がるフォロワーの獲得がとても重要になります。ということは練馬区及び近隣在住の方をターゲットとしなければなりません。

施策

そこでフォロワーを獲得するために、プレゼントキャンペーンを行うことにしました。参加条件はキャンペーン告知の投稿にいいねと「ホテルカデンツァ光が丘」のアカウントをフォローすることです。

しかし、ただの「いいね&フォロー」キャンペーンでは、最終ゴールである「レストランに来店してもらうこと」にはつながりにくいため、プレゼントを発送届けではなく「ホテルカデンツァ光が丘」での直接受け取りにしました。来店型にすることで受け取りに来た際、レストランで食事をしてくれる“きっかけ”作りにもなります。

また、フォロワーとコミュニケーションを図れるという点も大きいでしょう。レストランの雰囲気や料理を好きなってもらえれば、リピーターになってくれる可能性もあります。

プレゼント受取率100%!

プレゼントを渡している
結果として、キャンペーン効果によりフォロワー数が384人増加。キャンペーン前と比べ、通常投稿に対するエンゲージメントが150%増加しました。また、フィード投稿だけでなくストーリーズの広告配信も行うことで、効率的な外部リーチを獲得することができました。

インスタグラムの広告配信は、23億人以上ものユーザー数を誇る親会社のフェイスブックやインスタグラムのユーザーデータを用いて、「年齢・性別・地域・言語・関心・趣味」など細かくターゲットの設定ができます。

広告配信先を練馬区及び近隣エリアに設定しておけば、ピンポイントで練馬区在住の方にキャンペーンをアピールすることができます。

 

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ホテルカデンツァ光が丘さん(@hotel_cadenza_hikarigaoka)がシェアした投稿

当選したユーザーがプレゼントを受け取りに来られるか心配でしたが、10名全員がプレゼントを受け取り、そのうち40%(1組平均人数:3人)が食事またはアフターヌーンティーを利用。

今回行った来店型プレゼントキャンペーンにより、潜在層に「ホテルカデンツァ光が丘」で食事やアフターヌーンが過ごせることを認知させることができたうえに、来店する動機付けや最終ゴールであった「レストランに来店してもらうこと」につなげることができました。

キャンペーン終了後のフォロー解除も32人と最小限に抑えることができたのではないかと思っています。

このようにインスタグラムキャンペーンは効率的にフォロワーを獲得することができます。キャンペーンの設計をしっかりとしておけば、キャンペーン終了後に発生するユーザーの離脱も極力抑えることができるでしょう。

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