ここではYouTubeのサムネイルが果たす役割やサムネイル制作のポイントを解説します。
YouTube動画の顔と呼ばれるサムネイル。このサムネイルの出来しだいで再数回数も大きく変わってしまいます。
今回はそんなサムネイルに関して詳しく解説します。
また、本メディアを運営する株式会社トピカでは、YouTubeを含めた総合的な支援をおこなっています。YouTubeの運用に課題感を抱えているご担当者様はぜひ、ご覧ください。
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目次
そもそも「サムネイル」ってなに?
「サムネ」など、略して呼ばれることがありますが、そもそも「サムネイル」とはどういうことを指すかご存知でしょうか。
サムネイルは「視認性を高めようと加工や縮小をした画像」を意味しています。簡単にいうと「画像ファイルを縮小表示すること」です。
また、英語で「thumb(親指)nail(の爪)」と表現することから、プロフィール画像のことを「親指の爪」とも呼んでいます。サムネイルにテキストやイラストなどを挿入すると、より一目で多くの情報を得ることができるようになり、見た者の興味・関心を惹くことができるでしょう。
もちろん、YouTubeでもサムネイルの攻略が不可欠です! ユーザーの目に留まりやすいサムネイルにすると動画再生回数が飛躍的に伸びることもあります。
サムネイル制作のポイント
「サムネイル」がどういったものか分かったところで、サムネイルを制作する際に押さえておくべきポイントをご紹介します!
パーツの明確化
まずは、サムネイルにおける各パーツの役割を明確化させましょう。
画像
サムネイルに設定する画像の役割としては、とにかく視聴者の“気になる”を創り出すことです。そのために以下の条件を満たすよう意識して選定しましょう。
・どんな状況なのか説明することができる
・人やモノなどメインとなる対象物が画面の7〜8割りを占めている
・インパクトがある
文字
サムネイルに設定する文字の役割としては、画像だけでは伝えきれない情報を補足するものとなります。決して文字によって状況を説明しようとしてはいけません。
あくまでプラスαの要素と捉え、必要最小限の文字数に抑えるようにしましょう。文章ではなく「キーワード(単語)」を加えるイメージで十分です。
例えば、東京タワーの展望室を貸し切った動画のサムネイルとして、次の画像を用意したとしましょう。
出典:星野リゾート
ここで多くの人がやってしまいがちなのが、とにかく状況を伝えようとして文字をたくさんサムネイルに入れてしまうことです。
「東京タワーの展望室を貸し切って、東京の街の夜景を独り占めしてみた!」
これでは画像の大半を文字が占めることになってしまいます。
視聴者はあくまで“画像”で判断します。その画像を文字が隠してしまったら、どんなに素晴らしい動画内容であったとしても見てもらえません。
この場合、「東京タワー」「東京の街」「夜景」という情報は、既に画像が伝えてくれていますので、ここに補足として文字情報をいれるとしたら
「貸切!独り占め!」
これだけで十分なのです。
また、今回のケースですと、上記画像と「貸切」「独り占め」の補足文字があれば、“展望室を貸し切った”ということが容易に想像できるため、その情報すら省いてしまっていいのです。
ポイントは、いかに無駄な情報を削って最大限の情報を与えるかです。
サムネイルに使用する画像の選び方
出典:ホームページ大学
さて、画像と文字の役割が分かったところで、実際にあなたの動画のサムネイルとなる画像を選んでみましょう!
先程上げた通り、以下の条件を満たすようサムネイル用の画像を選定しましょう。
【画像選定条件】
・どんな状況なのか説明することができる
・人やモノなどメインとなる対象物が画面の7〜8割りを占めている
・インパクトがある
なお、画像は動画の中から一コマを切り取ってもいいですし、サムネイル用に別途写真を撮っておくのもいいでしょう。ここで大事なのは、上記条件を満たした画像であるかということです。
文字の大きさ・配色・配置
出典:デザインのブログ
画像の選び方と、そこに載せる文字の作り方のポイントを理解したら、次は文字のサイズ感や色、配置する位置に気を配ってみましょう。
サムネイルに文字を載せるうえで、最も気を付けることが「画像と文字が同化しない」ことです。
綺麗なサムネイルを作るために、世界観を合わせたり、画像に溶け込ませた方がいいのではと思うかもしれませんが、残念ながらそれも間違いです。
たしかに画像と文字を同化させたほうがいいケースもありますが、それは当初からそういう世界観でブランディングしているチャンネルに限ります。
YouTube上にはもの凄い量の情報(コンテンツ)が存在します。そして視聴者はその一つ一つを丁寧に見てはくれません。
余程の理由がない限り画像と文字は明確に区別でき、瞬時に多くの情報を視聴者の脳に認識させる方がいいのです。
簡単明瞭に情報を届けることを心がけましょう。文字の色や配置位置に関しても上記理由から、キーワード毎に区切る配置を心がけましょう。
目立つよう文字色には原色、またはそれに近い目立つ色を使いあえて左右に散らせたりすることで、“文章を読む”のではなく、瞬時に“単語として認識”してもらえるという効果があります。
また、文字にアウトラインを付けることで効果的に画像と文字を分離することができるので、状況に合わせて試してみてください。
まとめ
以上がYouTubeサムネイルを作る際に気をつけるべきポイントになります。
最後にもう一度、制作ポイントをおさらいしておきましょう!
・画像と文字を同化させない
・ワード毎に配置を分ける
・文字の色は原色、またはそれに近く目立つ色にする
これらを意識しながら、よりクリックしたくなるサムネイルを作ってみてください!
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