この記事ではYouTubeの関連動画アルゴリズムについて解説します。関連動画のアルゴリズムを攻略することで再生回数をさらに伸ばすことができます。
YouTubeで今より多くの再生回数を得るためには関連動画に載せることが重要です!
この記事ではYouTubeの関連動画アルゴリズムについて解説します。関連動画のアルゴリズムを攻略することで再生回数をさらに伸ばすことができるでしょう。
前回の記事『【2019年最新版】YouTubeアルゴリズムを攻略せよ!関連動画で再生回数を伸ばそう』では、YouTubeの再生回数を伸ばすためには関連動画へ載ることがカギだ、ということを説明しました。
今回は関連動画へ掲載されるための仕組みについて、前回の内容を元に詳しく解説していきますので、前回の記事をまだ読んでいない方はそちらから読まれることをおすすめします。
目次
YouTubeの関連掲載における3つのヒント
YouTubeにおいて他の動画の関連動画として掲載するためには、次のことを重視する必要がありましたね。
①関連動画には視聴者が普段観ている動画の傾向が考慮されている
②関連動画には様々なチャンネルの動画を表示した方が、視聴者はより関連表示された動画を見てくれるため、そのような仕組みで表示している
③関連動画にはより視聴者のエンゲージメントが高まる動画を優先的に表示している
これらについてひとつずつ詳しく説明していきます。
①関連動画には普段観ている動画の傾向が考慮されている
ここで重要なポイントは「視聴者が普段観ている動画の傾向が考慮されている」という部分です。
どういうことかと言いますと、視聴者がYouTubeでよく視聴している動画と似たようなジャンルの動画が関連動画として選ばれやすいということです。
具体的な例を上げてみていきましょう。
例えば、Aさんは普段DIY動画をYouTubeでよく視聴しているとします。
そうするとYouTubeのアルゴリズムは“きっとこの人はDIYに興味があるのだろう”と判断してDIYに関連する動画をAさんにレコメンド(情報を分析し、適切な商品やサービスを絞り込んで推薦すること)します。
この時、自身のYouTubeチャンネルでDIY動画を投稿している場合、その動画がAさんの関連動画欄に掲載されやすくなります。
皆さんもある特定ジャンルの動画を視聴したとき、関連動画やトップのおすすめ動画に同じような動画が並んだ経験があるのではないでしょうか。
これはまさにアルゴリズムが働き、その視聴者が観ている動画の傾向と同じ動画が表示されるように働いたためです。
②関連動画には様々なチャンネルの動画を表示する仕組みになっている
関連動画に表示される動画には、見ていたチャンネルとは別チャンネルの動画が少なからず表示されているはずです。
これは、YouTubeがビックデータを分析し視聴者の視聴動向を考察した際に「関連動画に他チャンネルの動画も表示されていると、同一チャンネル内動画だけに比べ回遊率が増す」ということが分かったからです。
この傾向には人間の行動心理が大きく関わってくるかと思いますが、「似たような動画でより面白いものを観たい」と思った時に選択肢が豊富だとそうでない時と比べ、ついついクリックしてしまう心理現象があるのだと考えています。
それがデータとして現れた形となります。そのためYouTubeは、あえて多チャンネルに及ぶ動画を関連動画として掲載しています。
③関連動画はエンゲージメントが高まる動画を優先的に表示している
次にエンゲージメントの話になります。
こちらは、関連動画に掲載されたものがどれだけ視聴者の興味・関心を惹いたか判断し、関連動画掲載への優先度付けを行なっていると思われます。
この際にまず重要視されるのが「クリック率(CTR)」です!
関連動画に表示されたサムネイルがどれだけクリックされたかによって、その動画や視聴者との関連度合いを計測しています。
事実、CTRの高い動画はより多くの関連動画に掲載されやすいということが、弊社が運用しているチャンネルでも確認できています。
そして次に視聴時間やGOODボタンなどの視聴者行動が重要になってきます。
ただクリック率が高いというだけであれば、釣りサムネやサムネ詐欺(動画の内容とは全く関係なかったり、必要以上に期待感を煽るサムネイルのこと)をした者勝ちになってしまいますね。
YouTubeはサムネ詐欺を撲滅するために全力で取り組んでいます。そのため、クリック率が高いというだけでは多くの関連動画に載るのは難しいです。
やはり、最終的には質の良いコンテンツ(総視聴時間が長い)であることが重要ということですね。
とはいえ、やはり初動のクリック率がその後のおすすめへの表示される確率を高める傾向もわかっています。
これは悪用厳禁ですが、動画投稿した後、数時間だけ釣りサムネのようにCTRを高められるものを利用し、その後通常のサムネイルに戻すという裏技もあります。
Youtubeのおすすめに乗りたかったらターゲット層を明確にするべき
YouTubeの関連動画により多く掲載するためには、以下のことを意識してコンテンツ作りをする必要があります。
狙っているターゲット層を明確にする
自身が配信する動画がどのターゲットに向けたもので、どの位の母数があるのか。ニッチ過ぎても視聴者層や関連に載るためのコンテンツがそもそも少ないので、関連動画からの視聴には期待できません。
再生数が思うように伸びない状況でも、ターゲットを明確にし、狙う先を変えただけで面白いように関連動画からの流入が増えることもあります。
ターゲット層に合ったサムネイル作り
狙っているターゲットが好んで視聴するサムネイルにはどういった傾向があるかを把握し、それに寄せてサムネイルを作る必要があります。狙うジャンルにより大きく違ったりするため事前に調査しておくとよいでしょう。
サムネイル作成に関してはこちらで詳しく解説しています。
より長く視聴されるコンテンツ作り
やはり最後はいかに観られるかです。
サムネイルやメタデータ(タイトルやタグなど)である程度狙った関連動画に載せるテクニックはありますが、現在YouTubeが最も重視している総視聴時間の評価軸を獲得しないことには始まりません。
これも自身が狙っているジャンルで多くの再生回数を獲得している動画を研究し、そちらに寄せていくのがいいでしょう。
これらの調査を人の手で行おうとすると、途方もないデータ量と地道な作業との戦いになります。弊社ではこれまでのYouTubeの運用ノウハウを基に、独自開発したAIで狙いたいジャンルの傾向を瞬時に知ることができます。
YouTube運用でお困りの企業様は、ぜひ一度お問い合わせください。人力では到底不可能だったデータの海から、最適な解を導き出すお手伝いをいたします!