TikTok運用初心者の多くは「インサイトが表示されない」「設定してみたけど見方が分からない」といった悩みを抱えています。 インサイトを表示するためには手動の設定が必要です。 設定ミスは投稿を無駄にしてしまうので注意しま…
TikTok運用初心者の多くは「インサイトが表示されない」「設定してみたけど見方が分からない」といった悩みを抱えています。
インサイトを表示するためには手動の設定が必要です。
設定ミスは投稿を無駄にしてしまうので注意しましょう。
本記事では、TikTokインサイトの表示方法や活用例について具体的に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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TikTokインサイトでチェックできる指標
TikTokインサイトでチェックできる指標には以下の3パターンがあります。
•アカウント全体のインサイト
•投稿ごとのインサイト
•ライブ配信のインサイト
それぞれ分析できる項目や活用方法が異なります。
大まかな分析項目を紹介するので、参考にしてください。
アカウント全体のインサイト
アカウント全体のインサイトに表示される項目は以下の通りです。
•動画の視聴回数
•プロフィール表示回数
•エンゲージメント数
•フォロワー数の推移
•フォロワーの属性
•フォロワーがアクティブな曜日や時間
アカウント全体のインサイトは、各指標をざっくりと観察することに適しています。
自社アカウントの状況を俯瞰的に見つめることで、改善すべき指標を発見できます。
特にフォロー分析の際に有効活用できるため、ターゲットへのリーチを改善したい場合に利用してみてください。
投稿ごとのインサイト
投稿ごとのインサイトに表示される項目は以下の通りです。
•ユーザーの流入経路
•動画視聴者の属性
•エンゲージメント数
TikTok運用において、もっとも活用されるのが投稿ごとのインサイトです。
エンゲージメントはもちろん、投稿への流入経路やユーザー属性まで表示されるので、解像度が高い分析に適しています。
ライブ配信のインサイト
ライブ配信のインサイトに表示される項目は以下の通りです。
•ライブ配信の視聴者数
•獲得したギフト
•エンゲージメント数
2022年現在、日本では一部のユーザーしかライブ配信機能を利用できません。
しかし、中国版TikTokでは標準機能としてリリースされているため、今後のアップデートでライブ配信への制限がなくなっていくことが予想されます。
ライブコマースといった活用方法もあるため、ライブ配信を利用する際にはインサイトを活用してください。
TikTokインサイトの見方
TikTokインサイトは以下2箇所から閲覧できます。
•クリエイターツールのインサイト画面
•投稿画面
インサイト機能をオンに設定していない場合は閲覧できません。
インサイトをオンにする以前のデータは反映されないので、アカウント開設したらすぐに設定しておきましょう。
具体的なインサイトの表示方法を紹介します。
アカウント全体のインサイトを見る方法
アカウント全体のインサイトは、以下の手順で表示できます。
•プロフィールの三本線をタップ
•「クリエイターツール」をタップ
•「インサイト」から「ONにする」をタップ
上記設定でインサイトをオンにすることで「インサイト」ボタンが表示されます。
設定後すぐに反映されるわけではないので、余裕を持って設定しておくのがおすすめです。
動画の個別インサイトを見る方法
動画の個別インサイトは、以下の手順で表示できます。
・インサイトを見たい動画を表示
・画面左の三点リーダーをタップ
・メニューから「インサイト」をタップ
分析したい投稿が決まっている場合は、上記手順で表示するのがおすすめです。
しかし、インサイト設定が完了していない場合は、各動画に「インサイト」アイコンが表示されません。
「アカウント全体のインサイトを見る方法」を参考にして、あらかじめ設定しておいてください。
TikTokインサイトを分析して改善する方法
TikTokインサイトを活用して分析、改善するためには、アルゴリズムを理解しておかなくてはいけません。
おすすめ表示に大切な指標が分からなければ、インサイト分析の効果が薄れてしまいます。
TikTokを伸ばしたいと考えている方は、以下の記事を参考にアルゴリズムの理解を深めておいてください。
ここでは、TikTok分析の経験がない方でも今すぐ取り組めるインサイトの活用方法を具体的に紹介します。
アクティブフォロワーに合わせて投稿頻度や日時を最適化する
アカウント全体のインサイトを参考に、フォロワーに合わせて投稿時間や日時を最適化することで、エンゲージメントの向上が期待できます。
たとえば、主婦と学生ではアクティブな時間帯が異なります。
以下の記事でも紹介していますが、一般的にエンゲージメントを集めやすい時間帯だけを参考にしていると、想定ユーザーへ的確にリーチできません。
「フォロワーがアクティブな時間=同じ属性のユーザーがアクティブである」可能性が高く、ターゲットに対して最適化されているほど多くのエンゲージメントを獲得できます。
単純な施策ですが、目に見える改善が期待できるのでおすすめです。
コメントや保存数、視聴維持率が高い動画の構成を真似る
TikTokでバズっている投稿は、以下3つのエンゲージメントが高い傾向にあります。
•コメント数
•保存数
•視聴維持率
反対に、離脱率が高い動画はエンゲージメントも伸びない傾向があるため、上記指標が高い動画を探して構成を真似るのがおすすめです。
視聴維持率を分析する際は、以下の数値を参考にしてください。
完了率 | 動画全体の97%~100%視聴された割合 |
継続率 | ユーザーが何秒まで視聴しているかを表す割合(100%から継続率を引けば離脱率を求められる) |
エンゲージメントから分析する際は、母数となるリーチが必要です。
運用初期でリーチ数が少ない場合は効果が薄れるので注意してください。
データを保存して長期的に分析する
TikTokインサイトでは、過去60日間のデータしか表示されません。
過去にバズった投稿を分析したくても、当時のデータが見られない可能性があるので注意してください。
長期的に分析したい場合は、エクセルやスプレッドシートにデータを保存しておくのがおすすめです。
TikTokのブラウザ版ならワンクリックでCSV出力できるので、有効活用してください。
TikTokインサイトに関するよくある質問
インサイトを「オンにする」ボタンをタップできません
インサイトをオンにするためには、全体公開の動画を最低1本以上投稿しなくてはいけません。
全体公開の動画を投稿してから再度設定してください。
個別投稿でインサイトボタンが表示されません
クリエイターツールでインサイトをオンに設定していないと、個別投稿でも「インサイト」ボタンが表示されません。
クリエイターツールでインサイト設定を済ませてから、再度チェックしてください。
投稿から何時間後にインサイトが反映されますか?
TikTokインサイトが反映されるのは、投稿から約24時間後です。
動画を全体公開していなかったり、インサイトをオンに設定していない場合は表示されないので注意してください。
まとめ
本記事では、TikTokインサイトの表示手順や活用方法について詳しく解説しました。
TikTokインサイトを見るためには手動でインサイト機能をオンにしなくてはいけません。
設定前のデータは反映されないので、アカウント開設後すぐに設定するのがおすすめです。
TikTokインサイトには多くの指標が並んでいるため、分析すべき指標を絞らなければ費用対効果が大きく低下します。
分析と改善方法の具体例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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