この記事ではTikTokユーザーの年齢層について詳しく解説します。実際のデータをもとにどんなユーザーが利用しているのかを理解することで、アカウント運用や広告出稿においても役立つでしょう。1分ほどで読めるのでぜひ参考にしてみてください。
TikTokのメインユーザーは若い男女です。
この事実は想像がつく人も多いでしょうが、具体的にどんな年齢層のユーザーが多いのかご存知でしょうか。
ユーザーに対して最適な広告を出したり、設定したペルソナに向けてアカウントを運用したりするためには、TikTokユーザーの年齢層を性格に把握する必要があります。
本記事では実際のデータをもとに、TikTokのユーザーについて掘り下げます。
また、現在既にTikTokを運用している企業様には、無料でアカウント診断いたします。この機会にぜひご活用ください。
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目次
世界で10億人のユーザーを獲得したTikTok
2021年にはTikTokの月間アクティブユーザー数が、全世界で10億人を突破。
前年比で45%増加しています。
他のSNSとのアクティブユーザーの比較データは以下です(2022年現在)。
【世界】
- TikTok:月間12億人のアクティブユーザー
- Facebook:月間アクティブユーザー28億人
- YouTube:月間20億人のアクティブユーザー
- Instagram:月間10億人のアクティブユーザー
引用:https://thesmallbusinessblog.net/tiktok-statistics
【日本】
- LINE:9,000万人
- Twitter:4,500万人
- Instagram:3,300万人
- Facebook:2,600万人
他のSNSと比較すると、アクティブユーザーが少ないようにも見えますが、リリースが2016年であることを考慮すれば、驚異的なユーザー数の増加であることがわかります。
また2022年4月現在、少なくとも月間12億人のアクティブユーザーがいるので、同様のペースでユーザーが増加すれば、年末には15億人以上のアクティブユーザーになる計算です。
実際に15億人を超えるとの予測も出ているので、これから市場が拡大することは間違いないでしょう。
TikTokはダウンロード数で見ると、4半期ごとに約2億弱の数値で推移しています。
参考:https://www.businessofapps.com/data/tik-tok-statistics/
日本においては、日常的なコミュニケーションツールのLINEやインスタグラムと比べると、まだまだTikTokのユーザー数が少ないのも事実です。
しかし、世界に目を向けると、2022年現在までに30億回以上ダウンロードされており、今最も勢いがあるSNSだということは間違いありません。
TikTokの年齢層は年々上昇傾向
現在もTikTokのメインユーザーがZ世代であることには変わりありませんが、ユーザーの平均年齢は年々上昇傾向にあります。
博報堂の調査によると、TikTokユーザーの平均年齢は34歳。
この数字は2019年以降、毎年上昇しているとのことです。
参考:https://digiday.jp/platforms/the-real-image-of-tiktok-users-from-the-content-fans-consumption-behavior-survey/
また2022年5月、TikTokは「TikTok Pulse」を発表。
この新サービスにより、TikTokにアドセンスがつくようになりました。
アドセンスがつくことで、YouTube同様にTikTokクリエイターがTikTokから直接収益を受け取ることができるようになります。この流れは、ビジネス目的のユーザーの増加に拍車をかけるでしょう。
上記のような背景も相まって、2022年以降もTikTokユーザーの年齢層は上がることが予想されます。
世界のTiktokユーザーの年齢層
あらゆる業界の統計データを提供している『Statista』によると、2021年の時点で、TikTokの米国でのユーザー数は合計7,870万人とのことです。
そしてユーザーの約3,730万人がジェネレーションZに属しています。
データを見る限り、年齢層が上がるにつれてユーザー数は下がる傾向がありました。
参考:https://www.statista.com/statistics/1095186/tiktok-us-users-age/
また男女別の違いを比較したところ、すべての世代で女性が上回っています。
若い世代ほどその差は顕著で、TikTokは10代の女性に最も支持されていることがわかります。
参考:https://www.statista.com/statistics/1299771/tiktok-global-user-age-distribution/
TikTokのユーザーの男女比率
総務省の発表した調査では、日本におけるTikTokユーザーの男女比は、男性が55%、女性が45%となっています。
全ユーザーに占める割合は若干、男性のユーザーが多い結果ですが、投稿者ユーザーと閲覧ユーザーでは逆転の結果になると思われす。
また、世界的に見ると、世界の利用者全体の57%が女性、43%が男性と女性の方が多い傾向が見られています。
参考:https://www.soumu.go.jp/main_content/000765258.pdf
TikTokのユーザー層は情報感度が高い
TikTok公式の発表によると、TikTokのユーザーたちは、情報感度が高い傾向にあります。
具体的には以下のような特徴としては以下です。
– 最新の情報を知りたい
– 新しい情報を人に伝えたい
– 動画内で興味を持ったものはすぐに検索する
要約するとTikTokにはイノベーター気質のユーザーが多く、トレンドに敏感ということです。
つまりTikTok運用においては、より新しい情報をコンテンツに盛り込むことが求められます。
マーケティングという観点においては、特に流行の最先端をいくような商品のサービスと相性が良いことがここからわかります。
TikTokユーザー層と相性の良い業界やサービスは?
これまで紹介したユーザー層を踏まえ、どんな業界とTikTokが相性がいいのか解説して行きます。
飲食業界
飲食業界といえば、インスタグラムが相性の良いSNSの代表ですが、TikTokも負けてはいません。
インスタグラムは静止画がメインですが、TikTokは動画で訴求できるため、その料理のシズル感やお店の雰囲気がより伝わりやすいのが特徴です。
個人でおすすめのお店を紹介する動画、ASMRの要素を含んだ料理動画などTikTokには飲食関係の投稿が溢れています。
また、最近では明太子で有名株式会社東京かねふくなど、老舗企業の参入も目立っています。
美容業界
美容業界は特に、TikTokと相性が良い業界の1つでしょう。
コスメ・美容室に始まり、最近では脱毛や美容整形などの美容医療領域の参入が目立っています。
短い動画でBefore Afterを伝えられる点とメインのユーザー層がの興味関心のある分野という点が、美容業界とTikTokが相性が良い大きな要因と言えるでしょう。
アパレル業界
アパレル業界もTiktokのユーザー層から相性が良い業界とも言われています。
流行に敏感な若年層が多いため、彼・彼女らの関心を惹きつけられます。
また、写真より詳細に実際のフィッティング感や質感などの特徴をユーザーに届けられるのが大きなメリットです。
特に、最近では韓流ファッションなどが注目を浴びています。
金融業界
意外かと思われますが、金融業界も相性の良い業界の一つです。
あまり、勧められることではありませんが、若年層で収入が低いというユーザーの特性上、後払いサービスやカードローンなど広告効果高いのも事実です。
実際にTiktTokの広告を見てみると、金融系の広告が流れてきます。
【まとめ】Tiktokの年齢層は意外にも3o代!
TikTokのユーザーはZ世代が中心ですが、ユーザー数が増加するにつれて、年齢層にも変化が見られるようになりました。
ユーザーの平均年齢は増加傾向にあり、若者に向けたコンテンツ以外にも、30代に向けたコンテンツが伸びています。
TikTokのアカウントを伸ばすには、動画マーケティングのノウハウが必須です。
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