Twitter広告を活用して、商品やサービスの認知を拡大したいと考えている企業は多いでしょう。 そこで本記事では、Twitter広告の中でもっとも活用される「プロモツイート(プロモ広告)」に焦点を絞って解説していきます。…
Twitter広告を活用して、商品やサービスの認知を拡大したいと考えている企業は多いでしょう。
そこで本記事では、Twitter広告の中でもっとも活用される「プロモツイート(プロモ広告)」に焦点を絞って解説していきます。
※2021年4月よりプロモツイートはプロモ広告に名称が変わりました。
プロモ広告の始め方から具体的なメリットがわかるので、ぜひご一読ください。
また、トピカではSNSのプロによる運用サポートも行っています。これから、SNSを始めていきたい方、伸び悩んでいる方は是非この機会にご活用下さい。
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目次
Twitter広告の種類
もともとTwitter広告にはプロモツイートを含む3タイプの広告が用意されていましたが、2021年に分類が見直され、5つのカテゴリに分かれました。
2022年現在のTwitter広告には、以下の5つの種類があります。
1.プロモ広告(旧プロモツイート)
2.フォロワー獲得広告(旧プロモアカウント)
3.Twitterテイクオーバー(旧プロモトレンド)
4.Twitterライブ
5.Twitter Amplify
本記事では、特によく利用されるプロモ広告について解説します。
Twitter広告全般については下記記事で解説しております。
Twitterのプロモツイート(プロモ広告)とは?
Twitterのプロモ広告とは、ターゲットユーザーのタイムラインに表示される広告を指します。
左下に「プロモーション」と表示がされますが、一見すると通常のツイートと同じなので、広告感が少ないのが特徴です。
また広告に対して、いいねやリツイートなども行えるので、ツイートがバズれば拡散する可能性 もあります。
Twitterのプロモ広告を利用するメリット
Twitterのプロモ広告を利用するメリットは数多くありますが、今回は5つに絞って解説します。
低予算から始められる
Twitter広告は予算に応じてカスタマイズできるうえに、低予算から出稿できます。
最低金額も決まっていないので、まずは小さくスタートして徐々に予算を増やすのが良いでしょう。
通常のツイート同様に配信できる
前述していますが、Twitterのプロモ広告は、ユーザーのタイムラインに表示されます。
「プロモーション」というラベルが表示される以外は、通常のツイートとの違いはありません。
リツイートや返信、いいねといった機能も利用できます。
リツイート分は課金対象から外れる
Twitter広告のメリットとして、2次拡散については課金されないことがあります。
これは他のSNSでは起こり得ないことなので、ユーザーがいいねやリツイート、返信などのアクションを起こすことにより、次々と情報が拡散されていくため、多くの人に情報を届けられます。
潜在顧客が増える
2022年現在、Twitterユーザーの年齢層には偏りが少なく、あらゆる年齢層のユーザーにリーチできる可能性があります。
またどのSNSよりも男女比に偏りがなく、まさに万人受けするSNSと言えるでしょう。
引用;https://service.aainc.co.jp/product/echoes/voices/0014
潜在顧客が増えることで、以後のマーケティング施策も実施しやすくなるはずです。
プロモ広告の出稿の流れ
プロモ広告を出稿する流れについて、説明していきます。
Twitterアカウントの作成
Twitterのアカウントは、メールアドレスがあれば作成できます。
すでにアカウントをお持ちの方も多いはずなので、詳しい説明は省きます。
参加資格
•広告主の所在する国でTwitter広告がサポートされており、広告主がサポート対象の言語でツイートしている。
•アカウント取得後にプロフィールを作成し、2~3週間の期間が必要。(期間中のアカウント稼働も条件)
•非公開設定のアカウント、削除済みや凍結されたアカウントは使用できない。
広告アカウントで詳細な設定を行う
ツイートを投稿するアカウントを作成したら、次は広告用のアカウントで設定をします。
キャンペーンを設定する
まずはキャンペーンの設定をします。
手順は以下のとおりです。
1.Twitterにログイン後、Twitter広告のサイト https://ads.twitter.com/ にアクセス
2.広告の目的を設定し「次へ」クリック
3.「キャンペーン詳細」画面が表示されます。キャンペーンの名前を設定して「次へ」をクリック
ターゲットを設定する
どのようなターゲットへプロモ広告を表示させるか、といったターゲティングを行いましょう。その際は、基本項目として、以下のような項目を設定します。
•オーディエンスの特性
•端末
•カスタムオーディエンス
•ターゲティング機能
◎オーディエンスの特性
「性別」「年齢」「場所」「言語」を設定します。
性別を設定する場合、複数の広告キャンペーンで特定の性別のみではないかを確認しておきましょう。
◎端末
「オペレーティングシステム」「端末モデル」「携帯電話会社」「指定した期間に新しい端末を購入した利用者」を設定します。
iOSとAndroidの特定のバージョンや、古いOSバージョンを指定しないようにしましょう。
◎カスタムオーディエンス
「カスタムオーディエンス」の「追加するアカウント」の右側のボックスをクリックします。
すると「App Activity」「App Activity combination」「List」「Website Activity」の4つの選択肢が表示されるので、項目を選びます。
◎ターゲティング機能
「キーワード」「フォロワーが似ているアカウント」「興味関心」「映画とTV番組」「イベント」「会話トピック」を設定します。
「興味関心」を設定する場合、ニッチすぎる範囲での指定になっていないか、「キーワード」を設定する際には、特殊なものや認知度が少ないものを選択していないかを確認しましょう。
◎予算を設定する
左カラムの「キャンペーンの詳細」から予算の設定をします。
プロモ広告の予算は、「総予算」と「1日の上限予算金額」の2種類を設定できます。
知名度が高い企業の場合、アクションの回数が増えやすく、比例して請求額も増えやすいので注意が必要です。
クリエイティブを設定する
クリエイティブを設定するには、既存のツイートをプロモツイートに指定するか、新しくプロも広告用のツイートを設定します。
◎既存のツイートをプロモ広告に指定する方法
左カラムから「クリエイティブ」を選択。
指定するツイートを選択。
左側のチェックボックスにチェックを入れる。
◎新しくプロモツイートを設定する方法
検索ボックス横の「ツイートを作成」ボタンをクリック。
ツイートを作成しツイートする。
広告グループ設定画面に戻る。
「ツイート」タブの一番上に、ツイートが表示さているのでプロモ広告に設定する。
Twitter広告の料金体系
Twitter広告の料金体系について解説します。
課金方式
Twitter広告はユーザーが何か特定のアクションを起こしたときに、広告主に課金される仕組みです。
アクションは広告主が設定できるので、宣伝効果やコストに応じて最適なものを設定しましょう。
具体的な項目は以下です。
ブランド認知度の向上 リーチ:Twitter広告のリーチを最大限に拡大します。課金対象: インプレッション数(ツイートのインプレッション1,000件あたりのコスト)
購入検討 動画の再生数: ユーザーに動画を見てもらうようにします。課金対象:動画の再生数(コストパービュー) プレロール再生数: 広告とプレミアムコンテンツを組み合わせます。課金対象: プレロール再生数(コストパービュー) アプリのインストール数: アプリのインストール数を増やします。課金対象: アプリのクリック回数(コストパーアプリクリック) ウェブサイト訪問数: ウェブサイトへの訪問数を増やします。課金対象: リンクのクリック数(コストパークリック) エンゲージメント数:ツイートで利用者のエンゲージメントを増やします。課金対象: エンゲージメント数(CPE) フォロワー数: ブランドのオーディエンスを増やします。課金対象: フォロー数(コストパーフォロー)
コンバージョン アプリのリエンゲージメント数:アプリでのアクションを増やします。課金対象:アプリのクリック回数(コストパーアプリクリック)
引用:Twitter
Twitter広告はオークション方式
Twitter広告の料金は、オークションで決まります。
そんなオークションについて「広告スコア」と「入札タイプ」という、2つの視点から解説します。
スコアの決まり方
Twitter 広告では、広告が掲載されるためにオークションに勝たなければなりません。
オークションでは、あらかじめ設定しておいた入札額と、品質スコアをもとに算出された「広告スコア」が基準になります。
品質スコアの指標となるのは、以下の3つです。
•共感度
•関聯
•リーセンシー
詳しく解説します。
共感度
ユーザーがどれほど広告をクリックしているか。(「いいね!」や「リツイート」の数をもとに算出)
関連
広告の内容が、ユーザーの興味や関心にあっているか。
リーセンシー
広告内の情報が新しいか。
入札タイプ
次は入札タイプの解説です。
Twitter広告の入札タイプは、以下の3つです。
•自動入札
•上限入札単価
•目標コスト
※選択したキャンペーン(費用が発生するポイント)次第では、選択できない入札タイプもあります。
自動入札
自動入札では最大限の結果を得るために、入札を最適化します。
予算を設定したら、あとは自動的に入札が行われます。
上限入札単価
ユーザーのアクションごとに細かく金額を設定できるのが上限入札単価です。
過去の広告出稿から単価が読める場合であれば、このタイプの入札を使ってみましょう。
目標コスト
フォロワーキャンペーンとウェブサイトへの誘導、またCVで選択できる入札方法です。
アクションごとに支払ってもOKな入札額を指定するところまでは、上限入札単価と同様ですが、目標コストでは設定した金額に合わせて1日あたりの単価が平均化されます。
この入札方法のメリットは、上限入札単価だと取れなかったクリックをとれる可能性があることです。
Twitterのプロモ広告を利用する際の注意点
プロモ広告を利用するうえでのメリットについてご理解いただけたところで、次は注意点についても触れておきます。
プロモ広告を利用するメリットのひとつに通常のツイート同様に配信できることがありますが、この機能はリスクにもなり得ます。
ここで言うリスクとは、広告にネガティブコメントが付く可能性です。
プロモ広告の特性上どうしても避けられないのが、ユーザーからの目に見える反応です。
プロモ広告は通常のツイート同様に、返信やリツイートができるようになっているので、ネガティブなコメントなども拡散されてしまいます。
つまり賛否を分けるようなクリエイティブについては、慎重に検討を重ねたうえで配信するかを決定しましょう。
まとめ
本記事では、Twitterのプロモ広告について解説してきました。
株式会社TOPICAではTwitterをはじめ、さまざまなSNSアカウントの運営のお手伝いをしています。
数々のSNSアカウントを伸ばしてきた経験をもとに、企画〜運営まで請け負います。
「Twitterにどんな投稿すればいいのかわからない」
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