今回は、YouTubeで流行った代表的なトレンドの紹介と、どのようにしてトレンドを見つけるかの調べ方についてご紹介します。
どんなものにも時期的・時代的な流行が存在します。もちろんYouTubeも例外ではありません。
YouTubeにも「トレンド」が存在し、ユーザーが流行に乗った動画を投稿することにより、そのトレンドはますます認知度が加速していきます。
今回は、YouTubeで流行った代表的なトレンドの紹介と、どのようにしてトレンドを見つけるかの調べ方についてご紹介します。
目次
YouTubeトレンドの波に乗ろう
トレンドの波に乗ることで、より多くのユーザーの興味を惹くことができます。
しかし、検索数が多く動画数も多いジャンルだと、すでに関連付けられた動画が多数存在するため、アクセスが集中することは難しく、すぐに園外に飛ばされてしまいます。
狙うべきは「検索数が比較的多く、動画数が少ないジャンル」です。動画数が少なければ、そのぶん見られる確率は増えます。
また、流行りは国内だけでなく、海外からの流入もあります。常にアンテナを張り、様々な情報をキャッチアップするように心がけることも大切です。
しかし、「YouTubeのトレンド」と言われてもいまいちピンとこない方も多いでしょう。そこでこれまでに流行ったトレンドの例をご紹介します。
メントスコーラ
出典:はじめしゃちょー(hajime)
メントスコーラとは、コーラの中にメントスを入れるとコーラが物凄い勢いで溢れ出てくるというもの。この状況を動画に納め、投稿することが2005年頃から始まりました。
しかし、日本で大きなトレンドになったのは2013年頃からです。有名ユーチューバー『はじめしゃちょー』さんが「メントスで槍を作ってコーラにブッさす」という動画を投稿してから、一気にメントスコーラが知れ渡ります。
以後、コーラの量やメントスの量、環境を変えてメントスコーラを撮影し投稿するユーザーが急増しました。
恋ダンス
出典:パオパオチャンネル
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌となった「恋」に合わせてドラマ内で「新垣結衣」さんが恋ダンスをしたことで人気が爆発。
そのキャッチーな動きと誰でも簡単にできる振り付けにより、ダンスを真似する視聴者がたくさんあわられました。
DA PUMP – U.S.A.
出典:YouTube
ダサかっこいいと注目を浴びたDA PUMPの「 U.S.A.」は、中毒性の高いユーロビートに思わず真似したくなるシュートダンスが特徴的。公式動画の再生回数は1億9,000万にもおよびます。
シュートダンスはぴょんぴょんと飛び跳ねながら、腕を上下に振るだけの簡単な振り付けとなっており、「 U.S.A.」の楽曲ではサビ部分に使われています。
DA PUMPは35〜40歳までのメンバーで構成されており、デビュー当時リアルタイムでDA PUMPを観ていた30~40代の中年世代から、ダンスカルチャーにどっぷりハマった10代〜20代までYouTubeには「踊ってみた」動画が多数アップされています。
トレンドの調べ方
ここまでは、YouTubeのトレンドに乗ることの重要性から、過去に流行った代表的なトレンドについてご紹介しました。
しかし、肝心のトレンドについてはどのように調べればいいのでしょうか。ここからはトレンド調べ方についてご紹介していきます。
“トレンドキーワード”の調べ方はいくつか存在します。
SNSを使って調べる
ひとつめは、YouTubeやTwitter、Instagramなど、SNSプラットフォームを利用して調べることです。
YouTubeであれば急上昇欄などをチェックするといいでしょう。YouTubeでは音楽、ゲーム、ニュース、映画、アニメとそれぞれのカテゴリでのトレンドを見ることができます。
Twitterやインスタグラムでは、検索欄を開くと出てくる投稿でトレンドを確認したり、友人の投稿についていたハッシュタグなどでトレンドをチェックすることができます。
しかし、使っているSNSに依存するトレンドもあるため、注意が必要です。
検索エンジンのツールで調べる
ふたつめはGoogleやYahooのトレンドを見ることです。もっと幅広くトレンドを知りたいときに向いています。
誰もがアクセスする検索エンジンでのトレンドは世間一般的に注目されているトレンドでもあります。
Google Trends
Yahoo!リアルタイム検索
cotoha.com トピックス
トレンドはあくまで一時的!自分たちのコンテンツを作ることが大切
出典:Social Publi
トレンドを重要視した動画を作ることは、世間一般的に注目されている流行りに乗り、視聴回数を伸びに繋がる可能性が大いにあります。
しかし、トレンドの変化は激しく、あくまでも一時的なものです。
トレンドに乗った動画はたくさん投稿されるため、他との差別化を測るためにも、トレンドはあくまで参考までにし、自分たちのコンテンツに重点をおいて、オリジナリティを追求することも大切です!
まとめ
いかがだったでしょうか。
社会がいま何に興味関心があるのかを知ることは、YouTubeのネタとしてだけではなく、さまざまな情報のキャッチアップするという意味でも大切なことです。
変化が著しいトレンドに左右されないように、独自性を生かしながらトレンドの波を乗りこなしましょう!