この記事ではYouTubeの動画タイトルを考える際に効果的なポイントを紹介していきます。
YouTubeで動画を投稿する際に、動画のタイトルをなんとなく付けていませんか?もしそうであればもの凄く損しています!
データを読み解くことで、多くの再生回数を稼いでいる動画の共通点や法則が見えてきます。この記事ではYouTubeの動画タイトルを考える際に効果的なポイントを紹介していきます。
YouTubeにおける動画タイトルとは
YouTubeの動画制作には、企画や撮影、編集といった様々な要素がありますが、投稿する動画のタイトル付けも忘れてはいけません。
以前の記事で自身の動画をよりたくさんの人に見てもらうためには、サムネイルが重要というお話をしましたが、動画のタイトルもそれと同じく再生回数を増やすうえで非常に重要な要素となっています。
詳しくはこちら【2019年 最新版】“今”クリックされるYouTubeサムネイルとは?ポイントを解説
YouTubeにおいてサムネイルとタイトルは切っても切れない関係性です。しかし急にタイトルを付けろと言われても…
どんなワードを選んだらいいのか?
何文字位にするのがいいのか?
そもそもタイトルって何を書いたらいいの?
など、実際にやってみるとわかりますがタイトルを付けるのも意外と難しいものです。
そこで今回は、YouTubeにおける動画タイトルの付け方のコツを紹介します。タイトルに何を書いたらいいか分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
タイトルにはなにを書けばいいの?
YouTubeの動画タイトルには何を書くべきなのでしょうか?
それは「その動画内容の説明」です。「動画の説明は概要欄に書くんじゃないの?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、概要欄にも動画の説明は書きますが、1分であろうと30分の動画であろうと、その動画内容をギュッと要約して僅か数十文字に書き起こさなければなりません。それがスラスラと考えられたら何も苦労しません。
当てはめるだけの簡単フォーマット
多くの方はタイトル付けで苦労されているかと思いますので、これを覚えておくとタイトル付けに深く悩まなくなる魔法のフォーマットをひとつご紹介したいと思います!
「◯◯したら、××だった」
◯◯には状況が入り、××には感情が入るということを覚えておいてください。
多くの動画は、動画の冒頭でこれから始まる動画の内容を説明するかと思います。それをギュッと縮めたものが“◯◯”です。
そして、動画の後半には冒頭で張っておいた伏線を回収することになるかと思います。いわゆる「オチ」というやつですね。このオチをギュッと縮めたのが“××”です。
ここで注意すべきは、“××”には感情表現を入れるということです。
人は感情が動かされることで行動を起こします。感情表現を入れることでよりダイレクトに視聴者の感情に訴えかけることができるため“××”には感情を盛り込むよう意識しましょう。
例えば、家で飼っている猫を撮影した動画を投稿するとしましょう。
内容としては、飼い主が留守中、家にカメラをおいて普段猫がどんなことをしているのか確認する動画と仮定します。
では、この動画内容を基に先ほどのフォーマットに当てはめてタイトルを作ってみましょう!
「◯◯したら、××だった」
これがフォーマットで、◯◯には状況説明、××には感情表現を入れるんでしたね。では、当てはめてみます。
「猫を撮影したら、面白かった」
このタイトルつまらないと感じたあなたはセンスがあります!
まだフォーマットに当てはめただけなので、面白味は一切ありません。しかし慣れていないうちは、このようにまずは短く簡潔に表現するというところから始めてみてください。
次に“面白味”を付けていきたいと思います。
YouTubeに数多く存在する動画の中から、自分の動画を選んでもらうためには興味を惹きつける必要があります。
まずは先ほどのタイトルを次の2つに分解してみましょう。
・猫を撮影したら
・面白かった
分解できたら、それぞれより興味を惹きそうな表現にしていきます。「猫を撮影したら」に関して、まず猫が“何の猫”なのか付け加えてみましょう。
「猫を撮影したら → 飼い猫を撮影したら」
撮影も表現としてはつまらないので、ちょっと変えてみましょう。
「飼い猫を撮影したら → 飼い猫を盗撮したら」
さらにもう少し状況を加えてみましょう。
「飼い猫を盗撮したら → ご主人さま不在時に飼い猫を盗撮したら」
ここで、反対に省略できる要素が出てきました。
「ご主人様」というワードで飼い主であるということを現しているため「飼い猫」ということは言わなくても想像できるようになりましたね。
では、飼い猫を元に戻してみましょう。
「ご主人さま在時に飼い猫を盗撮したら → ご主人さま不在時に猫を盗撮したら」
もっと言うと、サムネイルで猫の画像を使っていれば「猫」とタイトルに書かなくても、猫に関することだということが視聴者にとっては想像できるので、「猫」というワードを入れなくても構いません。
今回はここまでにしておきましょう。コツを掴んだら、「面白かった」の方も表現を変えてみましょう。面白かっただけでは、何がどう面白かったのかが伝わりづらく、面白味も欠けてしまします。
先述したポイントを参考にぜひタイトル付けに挑戦してみてください。
まとめ
ここまでのものをまとめてみましょう。
ご主人様不在時に盗撮してみたらおっさん過ぎたw
実際には使うキーワードのボリュームやワードを置く位置などを考慮し、関連動画からの流入を増やしていくのですが、ここから先は知識とシステムを使わないと人間業では不可能な域になってきます。
そこまで出来なくても、まずは先述したポイントを参考にタイトルを付けてみるだけで変わることもありますので、ぜひ興味を引くタイトルの付け方をマスターしてみてください。
なお、弊社では経験と知識を持ったスタッフが独自に自社開発したシステムを使って、よりリーチを伸ばすためのタイトル付けを効率的に行う仕組みがございます。
挑戦してみてやはり難しいと感じた際は、ぜひお気軽にご相談ください!