この記事ではYouTubeで広告収益得るための条件や設定の手順についてご説明します。
日々数え切れないほどの動画が投稿されるYouTube。スマートフォンの普及により、YouTubeを視聴する時間は年々伸び続け、2016年に総務省が行なった「平成28年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」よると10代は84.3%、60代でも29.7%が利用しており、全体を通して68.7%もの人が利用しています。
また、子どもから大人まで幅広い年代層に親しまれているYouTubeは、若い世代へのリーチや見られている動画の傾向から特定の嗜好をもったユーザー層への訴求などが狙えるため、多くの企業が広告を出しています。
では、YouTubeで広告を出した場合、どのようにして広告収入を得るのでしょうか。今回は広告収益を得られる条件について解説していきたいと思います。
目次
広告収入を得るための条件
YouTubeで広告収入を得るには「YouTubeパートナープログラム」の参加が必須です。
YouTubeパートナープログラムとは?
「YouTube パートナー プログラム」は、ユーザーが動画を収益化できるプログラムのこと。参加することで表示される広告などの視聴から収益を受け取れるようになります。
参加するには条件が必要!
YouTubeパートナークラブに参加するには2つの条件があります。
1.チャンネルの過去12か月間の総再生時間が4,000時間
2.チャンネル登録者が1,000人
上記の条件を満たしていなければYouTubeパートナークラブには参加することができません。実はこの条件は2018年に改正されたもので、以前はチャンネルの総再生回数が10,000回を超えていれば、収益化の審査を受けることができました。
条件が変更された理由
スマートフォンの普及に伴いYouTubeにアップロードされる動画もどんどん増えていき、動画の中には犯罪ギリギリのものや暴力的なものなど、不適切な動画が数多く投稿され無法地帯と化していました。そのような動画に広告が表示されても思うような効果を得られないことはもちろん、企業はYouTubeに広告を出すことを止めてしまいます。
このようなことからYouTubeは広告収入を得るための条件を変更し、不適切な動画を投稿するチャンネルをより厳しく取り締まるようになりました。
YouTubeパートナークラブへの参加方法
ここでは、YouTubeパートナークラブへの参加申請方法をご紹介します。
1.クリエイターツールから「ステータスと機能」を開き、「収益受け取り」を「有効にする」へ変更します。

2.利用規約にある「開始」をクリックし、YouTubeパートナープログラムの規約に「同意する」をクリックします。

3.収益受け取りに使用するGoogleアドセンスを紐づけます。すでに申し込みが完了している場合は「関連づけを承認」をクリック。まだの場合は同時に「開始」を選択し、申し込みを行ってください。Googleアドセンス申請の詳しい手順に関しては下記にてご説明します。

4.収益の設定の「開始」をクリックし、広告として表示させたいフォーマットを設定すれば終了です。

5.申請後は、参加条件が満たされると自動で審査が開始され、審査に通ればYouTubeパートナークラブへ参加できるようになります。

YouTubeの広告収入の申請方法
ここでは、上記の手順3でご説明したアドセンスの申請方法についての手順をご紹介します。
支払いに必要な条件とは?
広告収益には合計額が8,000円にならなければ、受け取ることができないという条件が設定されています。画像の赤枠のように基準額を満たしていない状態では、「支払い基準額8,000円に達しないと設定不可」と表示されます。
基準額を満たした場合、赤枠の下に記載されている「お支払い方法を追加」から支払い方法を設定できるようになります。
支払いに必要な手続き
広告収益を受け取る手続きは、Googleアドセンスの「お支払い設定ページ」から行えます。
1.収益を受け取る方法を「銀行振り込み」または「小切手」から選択します。
2.銀行振り込みを選択した場合は以下の情報を登録しましょう。
・銀行口座名義
・アカウントのニックネーム
・受取口座種別
・受取口座番号
・銀行コード
・支店コード
3.口座登録完了後、約10日ほどでGoogleアドセンスから入金があります。また、初回のみ本人確認のため、振り込まれた金額をGoogleアドセンスに報告する「デポジット入金報告」を行います。
まとめ
以上がYouTubeで広告収益を得るための条件や設定に関する一連の流れになります。YouTubeで一定の再生時間を稼ぐ場合、チャンネル登録者数をいかに増やしていけるかがポイントになります。
チャンネル登録に繋がりやすいメディア作りに関してはこちらの記事にて紹介していますので、チャンネル登録者が増えない、などのお悩みの方はぜひ一度、目を通してみてください。
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